2024/12/06

Q. クラウドツールの導入で具体的にどれくらい業務時間が短縮できますか?

DX(デジタルトランスフォーメーション)が注目される中、「どこから手をつければいいのか分からない」「効果がイメージできない」といった不安を感じている方も多いのではないでしょうか?

いまさら人には聞けないような疑問や、DX導入に対する不安を少しでも解消するため、このQ&Aシリーズをスタートしました!

中小企業の経理部門や経営者の皆さまが安心してDX推進を検討できるような分かりやすい情報をお届けします。

Q. クラウドツールの導入で具体的にどれくらい業務時間が短縮できますか?

A: クラウドツールを導入することで、業務時間を30%~最大95%短縮できます!(弊社調べ)

従来、紙ベースや手作業で行っていた請求書管理や経費精算業務が、効率よく進められるようになるからです。具体的な要因は以下の通りです。

1. 請求書支払業務の効率化

  • 受け取った請求書をPDF化し、クラウドツールにアップロードするだけで、自動的に支払金額や取引先名がデータ化されます。
  • 手入力作業が不要になるだけでなく、確認や検索もPC上で簡単に完結します。

2. 振込業務の時間短縮

  • 複数の振込情報を一括で処理できるようになります。従来3時間かかっていた振込業務が10分で完了するようになった事例もございます。

3. 経費精算の簡易化

  • スマホでの申請や承認が可能になり、申請書を紙で作成し印刷した後、上長からハンコをもらう手間がなくなります。
  • 隙間時間で経費を承認できるようになるのでスピードが上がり、社員の負担も軽減されます。

業務時間が95%削減できた事例

福岡県で発電機や充電器の設計・開発を手掛ける株式会社栄興技研様では、クラウドツールを活用して業務効率化を実現しました。具体的には以下のような変化がありました:

  • 請求書支払業務の自動化で業務時間を5分の1に短縮
  • 振込業務が10分で完了
  • 経費精算がスマホで完結し、社員からも好評

詳しい導入プロセスや効果については、以下の記事をご覧ください!
クラウドツールの活用で95%の業務時間短縮とペーパーレス化を実現する方法

数字で見るクラウドツール導入のインパクト

例えば、毎月10時間かかっていた経費精算業務が1時間未満に短縮されるとします。
すると、年間で108時間以上の業務時間を削減できます。
その削減された時間で迅速な経営判断をしたり、戦略的な施策を実施したりすることで、会社全体の競争力が向上します。

次回もお楽しみに!

このQ&Aシリーズでは、今後も「紙の請求書管理からクラウド化に移行するメリットは何か?」「クラウド経費管理ツールの利用で承認業務はどう変わるのか?」など、気になるテーマについてお答えします。

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