既存の経理体制を刷新し業務平準化へ～思い切った決断を記帳代行でサポート

福岡県で、発動発電機及び無停電電源装置や充電器の設計・開発・製造・据付工事・メンテナンスなどを手掛けている株式会社栄興技研様。

創業当初からお客様の立場に立った製品作りを信念に、新しい領域に挑み続けていらっしゃいます。複数導入されたクラウドツールのうち、今回は、マネーフォワードクラウド会計、invoxをピックアップし、代表取締役の大成 栄晴様、総務グループの青山様にお話を伺いました。

株式会社栄興技研
https://eikogiken.co.jp/

代表取締役：大成 栄晴 様
年商規模：5～10億円
従業員数：～50人
業種：製造業

属人化した経理業務の抜本的な改革を目指して

2022年の後半よりDXの推進を伴走させていただきました。
バックオフィスの効率化を必要としていた背景やクラウドツール導入のきっかけについてお聞かせください。

大成 栄晴様（以下、大成様）：
当時はバックオフィスのどの業務においても紙の処理が主体で、業務が属人化していました。

人的リソースに左右されない業務体制を構築する必要性を感じていた中で、アーリークロスさんを紹介いただきマネーフォワードクラウド会計をはじめとするクラウドツールを知りました。

クラウドツールは場所や時間、人といったリソースにとらわれず処理が行え、コストパフォーマンスが非常に高いと感じ導入してみようと考えました。

またアーリークロスさんはDX支援の実績が多数あり信頼感があること、若い人材が多くエネルギッシュでスピード感があり、非常に好感触だったことも導入の後押しになりました。

ツールの導入と合わせて税務顧問と記帳代行も合わせてスタートしました。当時の課題について教えてください。

大成様：

当時派遣で雇用していた経理担当者の退職のタイミングで、属人化した経理業務の引継ぎが課題でした。

自社の５年先・１０年先を見据えたときに、長く自社の運営に携わってもらえる経理担当者を社員として迎えたいという思いがあり、この機会に今までの経理体制を刷新し、抜本的な業務効率化を行っていこうと考えました。

併せて、税理士の変更も検討していた時期であったため、税務顧問と記帳代行、クラウドツールの導入支援まですべてをアーリークロスさんにお任せすることにしました。

DXプロジェクトの成功のカギはBPOサービスの活用

元々自社で経理業務を行われておりましたが、記帳代行をアーリークロスに依頼された経緯や導入されてからの変化を教えて下さい。

大成様：

新しくツールを導入すると、通常業務に加え新しいツールの習得を並行して行っていく必要があります。

入社間もない経理担当者には、業務の引継ぎを行いながら社内ルールを覚えてもらうという必要もあり、負担が大きくなると感じました。

そこで、記帳の部分だけアーリークロスさんに委託し、経費精算・給与・勤怠などの記帳以外の範囲をまずは固めていく形で進めていきました。

記帳に関する業務負担がなくなり、経理担当者がツールの習得や記帳以外の他の業務に専念できるようになり、クラウドツールの導入もスピード感を持って進められました。

また、アーリークロスさんには経験豊富な税務のプロが結集しているので、迅速かつ正確に記帳の対応をしてもらえるため非常に助かっています。

記帳代行により生み出された時間をどのように使っているのでしょうか？

青山様：

記帳代行を導入したことによって、今まで経理業務に費やしていた時間を他の領域の改善に充てられるようになりました。

まずは支払業務の効率化に取り組むため、受取請求書管理ツールの導入に着手し、そこから半年かけて段階的にクラウドツールを導入しDXを進めていきました。

半年間かけて構築した新しい経理体制で更なる挑戦へ

記帳代行を始めて半年が経過し、自社での経理に改めてチャレンジされることになりましたが、期待や不安などはありますか？

大成様：

クラウドツールを導入することで業務負荷を下げ、従業員の働きやすい環境をつくることに加えて、記帳を代行していただくことで、より効率的に働ける体制を作りたかったという思いがありました。

約半年前に、新しく迎えた経理担当者がクラウドツールの使い方や社内ルールなどを習得し、やっと自社で経理を行える体制が整ったと感じています。

まずは新しく導入したツールを使用して、自社でどこまで経理業務を進めていけるのかを試していきます。その上で、再度記帳代行をお願いするか否か判断したいと考えております。

経理のフェーズが代わっていく中で、アーリークロスさんにもアドバイスいただきながら進めていけたらと思っています。
今後もご支援をお願いいたします。

今回は貴重なお話をありがとうございました！