勤怠集計・給与計算の自動化で業務の効率と集計精度が向上し業務時間の1/3を削減

宮﨑県で、クレーン・ダンプ等の重機リースや土木建設工事を行う有限会社栄高産業様。
バックオフィス業務の簡素化を図るべく、クラウドツールを導入されDXに取り組まれています。複数導入されたツールのうち、今回は、勤怠・給与ツールをピックアップし、総務部長の佐藤 久美様、総務部の佐藤 洋志子様、甲斐 光代様にお話を伺いました。

有限会社栄高産業

https://eiko-35.co.jp/
代表取締役：佐藤 修一 様
年商規模：5～10億円
従業員数：～50人
業種：建築業

勤怠状況の把握が課題。打刻・申請・集計の一連の作業がMFC勤怠ひとつで完結

マネーフォワードクラウド勤怠・給与（以下MFC勤怠、MFC給与）の導入以前はどのような課題がありましたか？

甲斐 光代様（以下、甲斐様）：
今までは、紙の業務日報をベースに集計し、Excelの給与日報に手入力で転記するというオペレーションでした。
紙の管理や転記といったアナログ作業でのミスがないよう確認にも時間がかかっていました。

現場に出勤するためタイムカード自体を使わない部署もあります。
タイムカードがないため、日報を回収するまで各自の勤怠状況が正確に把握できないことも課題でした。
このため、勤怠を締めてから丸３営業日かけて集計を行っており、毎月勤怠集計作業が本当に大変でした。

MFC勤怠を導入されてどのような変化がありましたか？

佐藤 洋志子様（以下、洋志子様）：
今まで総務任せだった勤怠や有休などの申請を自分で行ってくださる方が増えてきて、少しずつ業務が効率化されてきていることを実感しています。

MFC勤怠では当日の勤怠状況が確認できるので、毎日日報と突き合わせてチェックしています。
勤怠データを毎日確認することで、日報が集まるまでに大体の月の勤務時間を予測できるようになりました。

そのおかげで、勤怠を締めてからの集計作業が速くなりました。
以前は集計作業に３営業日は必要でしたが、２営業日あれば余裕を持って完了できるようになりました。

MFC給与と給与計算代行の活用で、給与計算業務が確認のみに。クラウドツールの導入で従業員の姿勢も変化

MFC給与の導入によって、給与計算のスピードも変わりましたか？

佐藤 久美様（以下、久美様）：
有休残日数や勤怠打刻がMFC勤怠で管理されるようになったことで、給与計算業務も随分スピードアップしたと感じています。

給与計算業務を社労士法人アーリークロスさんに依頼していることも時間短縮の大きなポイントです。
アーリークロスさんは福岡を拠点とされておりますが、県外の会社とも問題なくやりとりできるのはクラウドツールならではだと感じています。

今までは、給与計算にも３営業日ほどを費やしていたのですが、現在は給与計算結果の確認をするだけになり、２営業日程度になりました。

給与明細を印刷して封入するといった作業も減り、給料日の慌ただしさは随分軽減されましたね。
振込業務も、以前は振込だけでミスが無いように何度も確認して１日かかっていたところが、現在１時間程度で完了するようになりました。

MFC勤怠・MFC給与を導入する上で、どのようなことに気を付けられましたか？

甲斐様：
従業員の中には高齢の方もおり、MFC勤怠やMFC給与を導入した当初はスマートフォンや新しいツールへの拒否反応がありましたね。スマホ打刻なんてできないという高齢の従業員に対しては、マンツーマンで指導していきました。

最初は大変でしたが、そのうち自ら質問などをしてくださるようになり、現場勤務の方も事務所に顔を出すようになってもらえたり、皆さんの行動が変わってきたと感じます。

洋志子様：
現場勤務の方からシステム画面の調子が悪い、うまく打刻できないなどの連絡があれば、事務所に立ち寄られた際に対応していました。

今までより、良い意味で従業員間のコミュニケーションが増えたと感じています。

業務効率化だけではないクラウドツールの導入効果を実感。今後もさらなる効率化を目指す

今後の取り組みや、クラウドツールを導入したご感想などを教えてください。

久美様：
今まで使っていた日報はまだ並行して使っており、有休残日数管理もExcel管理がまだ残っているので、今後そのようなアナログ作業をなくし、さらに効率化を進めていきたいと考えています。

MFC勤怠・給与を導入したことで業務の簡素化・効率化が実現できました。
さらに、副次的効果として社内のコミュニケーションがスムーズになったことも良かった点です。

勤怠・給与のシステム変更は従業員全員を巻き込むので、各担当者の頑張りがあってこそ進められたと思っています。
また、初期設定からアーリークロスさんにはお世話になり、非常に感謝しています。
今後も引き続き、ご支援をお願いいたします。

引き続きご期待に添えられるよう改善を進めてまいります。今回は貴重なお話をありがとうございました！