2023/11/22

クラウドツールの強みを活かし、一人経理体制でも勤怠集計時間の1/2削減に成功

宮﨑県で、生コンクリートの製造・卸業、太陽光発電設備の電気工事業、不動産賃貸業、飲食業、キャンプ場運営など幅広く事業展開を手掛けている佐藤工業生コン株式会社様。
バックオフィス業務の簡素化を図るべく、クラウドツールを導入されDXに取り組まれています。複数導入されたツールのうち、今回は、勤怠・給与ツールをピックアップし、総務部長の佐藤 久美様、総務部の長友 絵理様にお話を伺いました。

佐藤工業生コン株式会社

代表取締役:佐藤 修一 様
年商規模:5~10億円
従業員数:~20人
業種:その他業種

導入ITツール

  • マネーフォワードクラウド勤怠
  • マネーフォワードクラウド給与

勤怠集計が驚くほど楽になり、作業時間が1/2に。クラウドツールの導入により拠点間移動も減り時間的余裕が生まれる

マネーフォワードクラウド勤怠(以下MFC勤怠)・マネーフォワードクラウド給与(MFC給与)の導入以前には、どのような課題がありましたか?

長友 絵理様(以下、長友様):
クラウドツール導入以前は、打刻はタイムカードを使い、各従業員の勤怠はExcelで管理していました。
タイムカードの情報をExcelの出面帳に転記して集計し、その情報を給与ソフトに入力後、給与計算を行っていました。

タイムカード1枚1枚を手入力でExcelに転記するのに時間がかかる上、出社時や退社時の打刻漏れにより勤怠データが揃わないと正しく集計もできず、その後に控える給与計算業務に影響が出ていました。
正確な勤怠データを早い段階で揃えることが、勤怠管理業務の大きな課題でした。

また、打刻漏れが発生するたびに本人に確認したりデータを修正したり、そうした細かな手間も業務を圧迫していました。

佐藤 久美様(以下、佐藤様):
弊社は多様な形態の事業を営んでおり、従業員の勤務形態も様々です。
そのため、勤怠集計・給与計算業務が非常に煩雑になり、一人経理体制での手作業による集計に限界を感じるようになりました。

どうにか効率化したいという思いで、クラウドツールを導入しました。

MFC勤怠の導入で変化したことをお教えください。

長友様:
自動でデータ集計が行われるので、勤怠集計が驚くほど楽になりました。
今までは集計作業に16時間ほどを費やしていましたが、現在は8時間程度で完了しています。

有給の申請も、紙ベースだと申請から上長の承認まで時間を要していましたが、今は自分の携帯電話(スマートフォン)から申請ができるようになり、上長が不在の場合でも申請の手続きがスムーズになりました。

佐藤様:
以前はタイムカードを1枚1枚見ながら勤怠状況を確認していたので全体を把握するのが困難でしたが、MFC勤怠では従業員の勤務状況が見やすくなり有難いですね。
どこからでも勤務状況が確認できるので、毎日店舗に行く必要がなくなりました。

さらに、拠点間の移動時間が不要になったことでコア業務に注力する余裕が生まれ、クラウドツールの便利さを実感しています。

▲MFC勤怠の導入前後の変化。

煩わしいアナログ作業から解放され、ボタン一つで業務が完了

マネーフォワードクラウド給与(以下MFC給与)も併せて導入され、勤怠・給与のデータ連携がスムーズになったかと思います。MFC給与の導入での変化について教えてください。

佐藤様:
マネーフォワードクラウドは、システム間でのデータ連携が非常に魅力的です。

今までは、毎月各拠点の従業員の給与計算を行って、給料日前に振込登録を行い給与明細を作成・印刷して各拠点に発送していました。
そのようなアナログ作業を続けていては、今後従業員数が増えるたびに給与計算にかかる時間も増え、経理担当者を増やす必要も出てきます。
また従業員の出入りが多いと、その登録や手続きにも時間がかかります。

MFC給与を導入してからは、手作業で行っていた給与計算が、勤怠データの取込から給与計算まで自動で行えるようになりました。
何度も確認しながら作業していた振込も、今はボタン一つで完了します。

現在、給与計算は社労士法人アーリークロスさんに代行を依頼しています。
新たに人員を追加するコストも考慮すると、クラウドツールの導入と給与計算代行は非常に満足度が高い結果となっています。

▲マネーフォワード クラウド給与は給与振込の申請ができるから、給与計算から振込までオンラインで完結

クラウドツールの導入が社内改革と担当者のスキルアップを実現

MFC勤怠・給与を導入する上で、不安な点などはありませんでしたか?またそれは現在解消されていますか?

長友様:
導入当初は、日常業務と並行して新しいシステムを導入する必要があり、時間のない中でしたが新しいシステムをできるだけ触って慣れるようにしていました。
各システムにはオンラインチャットが備わっているので、そちらも活用しつつ疑問点を解消しながら進めていきました。

佐藤様:
現在弊社には経理担当者が一人しかおらず、長友さんのプレッシャーは非常に重かったと思いますが、それを跳ねのけるかのように操作方法を習得し、従業員をひっぱってくれました。

新しいシステムの導入により、業務効率化だけでなく経理担当者も大きくスキルアップし、成長の機会につながったことも良かった点だと感じています。

導入を終えての感想をお教えください。

佐藤様:
今回の導入は、就業規則の見直しからスタートしました。
就業規則を整えることは経営リスクの軽減にもつながりますし、法律を遵守し従業員が働きやすい環境をつくるために、自社の就業規則をあらためて確認する良い機会となりました。

法律に関する部分など自社のみでの対応が難しいため、労務のプロも多く在籍されているアーリークロスさんに的確なアドバイスがいただけて、労働時間の管理など社内改革にもつながりました。
強力なサポート体制のもと、非常に安心して導入を進めることができました。

今後も引き続き、ご支援をお願いします。

引き続きご支援できるよう改善を進めてまいります。今回は貴重なお話をありがとうございました!

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